舞踏会での服装 舞踏会へ行こう 観光客の参加

舞踏会でのヘアスタイルはアップが正式

舞踏会でのドレスコードは、入場チケットに明記されてるように決められてますが、ヘアスタイルは自由です。現地の人たちも、器用な方は自分でセットしますし、当日のストレスを減らしたい、せっかくだから豪華な髪型をしたい、という方はヘアサロンへ行きます。また、ほとんどのヘアサロンでは、追加料金で、メイクもしてくれます。特にウィーン中心部のヘアサロンは、舞踏会当日は予約ですぐいっぱいになりますので、早めに予約しておきましょう。

Friseur ヘアサロンにて

ヘアサロンで、どのようなヘアセットにしますか?と聞かれたら、大まかなイメージを伝えます。ドレスの写真を見せると、それに合うスタイルをお勧めしてくれます。例えば、頭の上の方にボリュームを持たせた豪華なアップ、低い位置にまとめたエレガントなアップ(私のお気に入りです)、ハーフアップ、ストレート、カールなどなど。もし迷ったら、正式とされている、Hochsteckfrisur ホホシュテック・フリズーア(アップ)はいかがでしょうか。

  

デビュタントのヘアスタイル

デビュタントとして参加する場合、舞踏会によっては、ヘアサロンが指定されています。ワルツの試験に合格すると、そのインフォメーションを渡されます。例えばウィーン・フィルハーモニー管弦楽団主催の舞踏会にデビュタントとして参加する場合は、指定のヘアサロン Bundy&Bundy で、その年のティアラに合うアップスタイルにセットしてもらうことになります。大晦日に王宮で開催されるジルベスター舞踏会では、ヘアスタイリストが何人もスタンバイしていて、当日の最終通し稽古の前後にセットしてくれます。また、Jägerball イェーガー・バル(狩人の舞踏会)では、Dirndl ディアンドゥル(民族衣装)を着ますので、それに合うように Hochsteckfrisur(アップ)をしてくるよう指示されます。

舞踏会会場で美容師が待機

舞踏会によっては、会場の通路で、ヘアスタイリストが希望するお客さんに無料でセットしてくれるコーナーが設けられていることもあります。ダンスして崩れた所のお直しをお願いしたり、お色直しとして別のスタイルにセットしてもらったりできます。

ヘアスタイルがキマっていると、より気分も高まります。素敵な舞踏会の一夜をお過ごしください。


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