初めて知り合う相手に、人はさまざまな第一印象を持ちます。
どんな人柄か、信頼できるだろうか、など、これらの印象はどのようにして生まれるのでしょうか?
自分の第一印象を良くするには、どうしたら良いのでしょうか?
「第一印象」はドイツ語で Der erste Eindruck といいます。
これは、ウィーンでのマナーの授業でも、必ず取り上げられるテーマです。
ボディーランゲージ
まず、自然な動きを身に付けることが大切です。
立っているときは、両手を身体の側面に、自然に下ろしましょう。
座っているときは、背筋をロウソクのようにピンと伸ばすのでなく、あくまでも自然に。
良く見せたいと思うあまり、力んでしまいがちです。
できるだけ力を抜いて、身振り、手振り、表情も、自然さを心がけましょう。
良い姿勢は、ダンスで身に付けることができます。
清潔感
見た目の清潔感は、とても大事です。
アイロンのかかったワイシャツ、綺麗にまとめられた髪、ケアされた爪、磨かれた靴など、頭のてっぺんからからつま先まで、気を配りましょう。
なかなか自分で気付かないのが、臭い。
身体を常に清潔に保ち、必要な場合はデオドラントで汗の対策もしましょう。
また、歯の衛生と口臭にも気を付けてください。
マナーの知識
マナーがきちんとしていると、とても良い第一印象を与えることができます。
例えば、グループ、または一人の相手に対して、どのように挨拶するか。
日本では、名刺の渡し方がとても重視されますが、ヨーロッパでは、握手の仕方がとても大事です。
強すぎず、弱すぎず、長すぎず、短すぎず。
そして、アイコンタクトが欠かせません!
最後に
第一印象は、一発勝負です。
普段から心がけて、大事な機会に備えましょう。