先日の投稿で、ダンスの際に白い手袋をするのが
ヴィクトリア女王時代のイギリスから
ウィーンへ伝わったことを取り上げました。
そのヴィクトリア女王が
18歳にして女王になり、
ドイツの王子
アルバート・オブ・サクス=コバーグ=ゴータ公子と
結婚に至ったまでを描いた映画があります。
”Mädchenjahre einer Königin”
日本名「女王さまはお若い」という映画です。
製作・公開された1954年は
ヨハン・シュトラウス1世の
生誕150周年という記念の年で、
彼の子孫である
エドゥアルト・シュトラウス2世が
その役を演じました。
劇中音楽として
シュトラウス1世の代表作
『ローレライ=ラインの調べ』が
使われています
ドーバーの宿屋で
正体を明かさずに滞在していた
ヴィクトリアとアルバートが偶然出会い、
一目見てお互いに惹かれ合います。
そこには、翌日開催される
ヴィクトリアの誕生日舞踏会に招待されていた
ヨハン・シュトラウスも
音楽家仲間たちと滞在していて、
食堂で彼らがワルツを演奏し始めると
アルバートはヴィクトリアに
ワルツの踊り方を教えます。
そして、相手が誰か知らないまま
二人は恋に落ちます。
翌日の舞踏会で
再会する二人・・・
ロマンチックですね!
衣装や音楽も素敵で楽しめますので
ぜひご覧になってみてください。