ウィーン会議のあと
19世紀のイギリスでも
ワルツが流行していました。
しかし、背中の開いたドレスを来た女性の背中を
男性が素手で触ることは
当時まだタブーで大問題でした!
そこで女王ビクトリア(在位:1837年-1901年)は
「手袋をすれば」という条件で
ワルツを踊る許可を出します。
それが、フランス、そして
ハプスブルク帝国にも
伝わっていきました。
現在は、普段のレッスンで手袋を義務付けることは
少なくなりましたが
手袋をしていれば、衛生的ですし
汗をかいても不快でないので
続けているところもあります。
オーストリアの舞踏会の
オープニングセレモニーでデビュタントとして
ダンスを披露する若い男性たちには
手袋の着用が義務付けられていることが多いです。