復活祭の直前の木曜日は
Gründonnerstag(グリュン・ドナスターク)
という日です。
直訳すると、緑色の木曜日💚
キリストと使徒たちの最後の晩餐を記念する日で、
日本語では「聖木曜日」と呼ばれています。
この日、オーストリアでは
ほうれん草を食べる風習があります😋
冷凍食品で有名なIglo(イグロ)のアンケートによると
オーストリア人の52パーセント以上が
この日にほうれん草を食べるそうです❣️
その中でも大部分の人は
Cremespinat mit Spiegelei und Erdäpfeln
ほうれん草クリームに目玉焼きとじゃがいもを
添えた料理を作ります✨
シンプルですが、とても美味しくて
私はこの木曜日以外にもよくいただきます😋
さて、どうしてこの日にほうれん草を食べる風習が
あるのでしょうか?
それにはいくつか説があるようですが
ウィーンでもっとも一般的な説をご紹介します。
「グリュン」はもともと
“greinen"(グライネン)という言葉から
きているそうです。
これはweinenやwehklagenなどと似たドイツ語で
「泣く、嘆く、悲嘆の声をあげる」
という意味があります。
時とともに“greinen" が "grün"(緑)になって、
緑色の野菜を食べる伝統がつくられた
ということです😃
興味深いですね❣️
作り方:
玉ねぎをバターで炒めて小麦粉を混ぜ合わせ、牛乳を加えます。そこに、ほうれん草とスープの素、ナツメグ、塩コショウを加えて15分ほど柔らかく煮ます。電動泡立て器でピュレ状にして出来上がり!