真夜中に新年を迎えると同時に
シュテファン大聖堂の大きな鐘が鳴り響きます。
ラジオやテレビでも中継されるので
自宅で年越しを祝う人たちも聴くことができます。
Pummerin (ブンマリン)という名のこの鐘は
重さ20130キロ、オーストリアで一番大きな鐘です。
先代の鐘はトルコ軍包囲の大砲から鋳造されたもので
1711年からここにありましたが
1945年4月12月に焼け落ち壊れてしまいました。
その時の破片を集めて1951年に作られたのが
今のブンマリン✨
1957年からずっと
その荘厳な音を届けています。
鐘のあとはオーストリアの第二の国歌とも言える
「美しき青きドナウ」が放送され
皆がいっせいにワルツを踊り出します✨🎵
そして、街のあちこちで
新年を祝う花火が打ち上げられます。